何らかの理由で離職したものの看護師として復職したい場合には、まずは体力づくりを行いたいところです。看護師の仕事の大変さは現場によって大きく異なりますが、特に夜勤がある病院は現役の看護師であっても辛い傾向にあります。
病床のないクリニックや健診センターなどであれば、夜勤はないのでそこまで仕事は大変ではない場合も多いでしょう。それでもブランクがあれば、医療機関の種類に関わらず体力的な辛さを感じやすくなります。看護師として働くうえで体力は必須なので、体力づくりをして準備を整えておくことは欠かせません。
体力づくりのための運動で負担をかけて怪我のリスクを高めるのは本末転倒なので、軽いの有酸素運動がベストです。ウォーキングから始め、体を慣らしてからジョギングや早足気味のウォーキングに移行していけば、無理なく体力づくりが行えます。水泳は負荷がかかりにくいため怪我のリスクが少なく、体力づくりにうってつけなのでプール付きのフィットネスクラブに通うのも手です。運動不足は体調の悪化につながる要因なので、働き始めてからもできる限り運動を続けるようにしましょう。
体力づくりを行ってもなお体力的な不安が拭えないなら、夜勤ありの職場ではなく夜勤なしの職場を探すのが無難です。また、出産や育児といった理由で離職している場合、フルタイムで働くことが難しいケースが多いので、子ども関係に理解のある職場を選ぶようにすると良いでしょう。